全てのHTML構造のルート要素である <html> の HTML5 での変更点。
まず、今までの基本的な html タグ。
1 | <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" lang=“en" xml:lang="en”> |
これはなにも間違えはなく、この形式を使い続けることもできますが、HTML5 ではもっとスマートに記述することができます。一つづつ見ていきます。
まず最初の xmlns アトリビュートはこのページが、http://www.w3.org/1999/xhtml , XHTML ネームスペースにいるということを宣言しています。しかし、HTML5 では常にこのネームスペースなので、このアトリビュートは必要ありません。
2つ目に、lang と xml:lang アトリビュートです。両者とも ‘en’ と英語を指定しています。両者をこのように使い続けることもできますが、HTML5 では lang しか必要ありません。また、仮に両者を保持すると決断した場合には、必ず両者アトリビュートの値を同じにしておく必要があります。特に両者を保持する必要はないでしょう。
最終的な形は、
1 | <html lang="en"> |
です。
また、ドキュメントタイプ宣言もシンプルに
1 | <!DOCTYPE html>
|
とだけ記述しておけば大丈夫です。簡単ですね。